自分の身近なところに「面貸し」という働き方で、フリーランス美容師を始めた方がいます。
面貸しとはフリーランス美容師という働き方の一つで、サロンの一部スペースを借りてお仕事をすることですね。
独立する際には必要な手続きや準備、やらなければならないこともいくつかあります。
その一からのスタートに微々たる部分ですが携わったのこともあり、必要な手続きや始め方を中心に記事を書いてみることにしました。
自分はフリーランス美容師ではないものの、同じフリーランスとしてライター業でやらせてもらっています。
目次
面貸しの手続きや、やらなければならないこと(フリーランス美容師の始め方)
そもそも「面貸し」ってどういうものか
面貸しとは、サロンの一部のスペース(施術台など)を借りて仕事を行う働き方のことです。
面貸しとして働くのはメリット・デメリットあると思いますが、独立しようと考えている美容師さんにとっては独立という枠でも比較的低リスクで始めやすい働き方というのがイメージにあるのではないですかね。
サロンにとってはお金を作らない時間を埋めることができ、レンタルする側にとっては場所と時間を安い料金でレンタルできるのでどちらのメリットになっています。
サロン側に払うお金については、時間制や売上の%だったりとサロンにより異なる部分なので、自身で合うサロンを探す必要があります。
簡単に時間制のところで調べてみましたが、1500〜3000円/時間ぐらいで借りられるようのでここに関しても自分で調べて見る必要がありますね。
面貸しになるためにやらなければならないこと、手続きなど
お金はどれくらいかかるのか
お金の話はサロンによって変わるので「これくらいかかります」というのは少し難しいですね。
主にかかる費用は
- 商材費
- 設備費
- 資金礼金
など。
なんとなくこれくらいかな?と言う金額がでてくるのではないですかね。
その他には更新料などもあるそうなので、お店に聞かないとわからない部分が多いと思います。
加入しなければならないもの
面貸しを始めるにあたって加入しなければならないものがいくつかあります。
■国民健康保険
会社に所属しない人は加入しなければならないので、市役所などへマイナンバー、身分証明書を持参して手続きします。
就職されていた方は「資格喪失証明書」も提出が必要です。
■国民年金
会社に所属していれば給料から引かれますが、独立した方は自分で支払いをする必要があります。
開業届の提出と確定申告
■開業届
面貸しとして仕事を始める前に、税務署に開業したことを通知する必要があります。
国税庁HPからダウンロード可能、直接税務署に行って手続きするのもできますね。
▶参考
開業届の提出は、開業してから1ヶ月以内。
■青色申告もしくは白色申告
年度末に1年間の収入を計算、帳簿したものを提出する必要があります。
青色と白色の申告がありますが、基本的に節税効果が高い青色申告承認申請書で申告されると思うので、青色申告される方はこちらの申請手続きも早めに済ませておく必要あり。(開業から2ヶ月以内)
青色申告はかなり細かい帳簿などが必要なので、自分で行う場合はそちらの勉強もしっかりしておく必要があります!
面貸しを始めるにあたってブログを持ったほうが良いか?
面貸し自体はブログは持たなくてもできるが、持っておいたほうが損しないというのが正解かなと思います。
このネット時代にネットを活用して集客できるのにしないのは損でしょう?
ブログやHPなどでしっかりとしたコンテンツを組めば、全然人を動かす材料にはなります。
もちん運営するにあたってやらなければならないことはたくさんあるし、「とりあえずやっておこうか。」じゃできないのがブログなのでやるなら覚悟持ってやりましょう。
ブログの始め方などはまた別に記事でもかけたらな〜とは思っています。
フリーランスにとってはメリットしかないと言っても良いぐらいだと考えています。
面貸しとして働く人がブログを運営するべき理由、1つ目は「自分自身の存在を知ってもらう」ため。
どんな会社でもほとんどHPってあるじゃないですか?
その感覚で自分の情報はネットに置いておいたほうが良いのは理解してもらえるのではないですかね。
もう一つは「集客する」ため。
口コミやリピートしてくれているお客さんでまわすこともできるかもしれないですが、現在確保できている自分のお客様が未来永劫来てくれる保証はないので、新規のお客様を確保していくことは個人でやっていく上では必須。
基本的に面貸しなどで独立しようとしている段階で、自分を紹介できる媒体を用意したほうが良いことは察しがいい人なら分かる部分ではないかと思います。
じゃぁブログを始めるにあたって何からすればいいの?どうやってやるの?って考えている方は、下のリンク先に始め方や運営費などついてまとめているので読んでみてください。
インスタグラムなどのSNSはやるべきか
インスタグラム、ツイッターなどのSNSは若者の集客に向いているので取り組んだほうがベストですが、取り組み方と役割はインスタグラムとツイッターとでは違うので、それぞれの良さをうまく活用して集客に利用したいところ。
ツイッターでの集客はあまり直接的には向かないかもしれないですが、おもしろい記事など良質なコンテンツをシェアするイメージで使うのが良いのかな?
拡散力はありますが、ジャンル的には少し難しいのかもしれません。
美容師(美容室なども含む)にとってはインスタグラムは広告費をかけず自分をにアピールできる最高のSNSツールです。
面貸しやシェアサロンに限らず、これほど簡単多くの人に見てもらえる可能性のあるツールは使わない手はないはず。
やるべきというか、やっていない方のほうが少ないかもしれないですね。
ただ、うまく活用できている人とそうでない人の差は大きくあると思いました。
自分が美容師ではなく記事を書く人間なので参考になるかは定かではないですが、独自に調べて書いてみました。
知人の美容師にも目を通してもらっていますので的外れではないので参考になればと思います。
まとめ
「フリーランス美容師(面貸し)になりたい人が読む記事」として最低限に必要な部分などを中心に書きました。
この記事では独立した人の声も参考に書かせていただいています。
これから独立を考えている方には始め方や、主にやらなければならないことなど参考になっていれば幸いです。
実際に独立した本人の声も記事として書かれているので、そちらも合わせて読んでみてください。
兵庫県の西宮にあるGreenというところで働いている遊佐涼平という美容師です。
▶Green 美容室 / 西宮北口ヘアサロン
▶ryohei yusa | 遊佐涼平のブログ
僕には書けない自分自身がフリーランス美容師だからこそ書ける内容になっていると思います。